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2018年度 国際大学修了式が挙行されました

2018/06/26 [カテゴリ: IM ニュース, IR ニュース, ニュース ] [作成者:

6月23日(土)、2018年度国際大学修了式が小出郷文化会館(魚沼市)で挙行されました。

式典前から、会場に隣接した響きの森公園の至る所で家族や友人との記念撮影が行われ、修了式の祝福ムードが漂いました。

式典では、最初に伊丹敬之学長から式辞がありました。「IUJはふたつの顔を持つ場所–ひとつめは、“世界が本当に集まる場所” ふたつめは、自然環境による特別なスピリチュアル性に恵まれた、いわゆるパワースポットとしての顔。」と述べました。また、2005年にAppleのCEOを務めていたスティーブ・ジョブズ氏による、スタンフォード大学卒業式での祝辞から「Stay hungry. Stay foolish (ハングリーであれ。愚直であれ。) 」を引用し、「ハングリーであることを忘れずに。十分な愚直さ、楽天性、不確かな未来に対するハングリーさを持つ人だけが、ひときわ特別な成果を得ることが出来る」と結びました。https://www.iuj.ac.jp/jp/graduation-speeches/president-speech/

続いて第30代日本銀行総裁で青山学院大学特任教授 白川方明氏による祝辞がありました。2008年世界金融危機時の日本銀行での経験から「長い職業人生において、誠実さが試される状況に直面したとき、自分の内なる誠実な声に忠実になりなさい。プロフェッショナルとしての信頼を勝ち取るために、最も重要なこと」とアドバイスを述べられました。https://www.iuj.ac.jp/jp/graduation-speeches/guest-speech/

両研究科の学事報告がされた後、学位記授与が修了生ひとりひとりに行われました。
最初に学位記が授与されたのは、2015年に設置された国際関係学研究科博士後期課程を修了し、IUJの歴史の中で最初の博士号取得者となった、イギリス出身のNicholas Chapmanさんです。続いて、国際関係学研究科98名、国際経営学研究科88名が学位記を授与されました。

修了式にあわせて母国から家族や友人が偉業を成し遂げた修了生を祝うために来日し、国旗を振り、ダンスをし、修了式はより盛大な祝福ムードとなりました。

学位記授与後には、修了生謝辞が3名よりあり、最初に国際関係学研究科国際関係学プログラムBuyisile Nzimaさんが登壇しました。「私が今日さよならを言う人々は、同僚でもなければ、同級生でもなく、友人でさえないということ。私が今日、胸が詰まる思いで別れを告げねばならない人々は、もはや私の家族。」と述べました。また、ズールー族のことわざ「”umuntu ngumuntu ngabantu” 私を私たらしめるのは、あなたである」を引用し、「私たちが私たちであるのは、この会場にひとりひとりが存在しているから。このユニークで素晴らしいIUJに属しているから。IUJは、経験、出身国、人種、信条の異なる人々が見事に共存する場所。この環境が学術面でも、精神面でも、感情面でも私たちを試し、今日の私たちがある」と述べました。https://www.iuj.ac.jp/jp/graduation-speeches/valedictorian-ir/

続いて、国際経営学研究科MBAプログラムKhvan Aleksandraさんが登壇しました。「私たちの多くは日本人ではなく、みな遠方より南魚沼市へ学びにやってきた実に勇敢な人たち。よき友人に恵まれ、よい関係を築いた。世界が集まる場所に来て、そして今こそ、ここで得たものを世界中に発信する時。」と述べました。https://www.iuj.ac.jp/jp/graduation-speeches/valedictorian-im/

最後に、国際関係学研究科博士後期課程 国際関係学クラスターChapman, Nicholas Williamさんが登壇しました。「IUJとは、経験、考え方、バックグラウンド、意見、文化もばらばらな大勢の野心的な人々が、知識を追求し自分を向上させるという共通の目的を持って集まり、素晴らしい環境で先生やクラスメートから学ぶ場所。」「違いを受け入れることができるのがIUJの素晴らしいところ」と述べました。https://www.iuj.ac.jp/jp/graduation-speeches/valedictorian-phd/

式典後には、国際大学に戻り、キャンパスに広がる修了生の森で、修了生による記念樹除幕式がありました。毎年、研究科ごとに植樹されており、修了生の森は年々緑豊かになっています。
植えた木がたくましく育っていくように、修了生たちも新しい環境で強く生き、成功されますことをお祈りいたします。

全スピーチはこちらからご覧いただけます。
https://www.iuj.ac.jp/jp/graduation-speeches/

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