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国際関係学研究科 修了生総代スピーチ

謝辞 – 2022年度修了生総代

国際関係学研究科 国際開発学プログラム

Cuya, Irene Angela Valones

来賓の皆様、槍田理事長、伊丹学長、Myoe研究科長、Lee研究科長、教員の皆様、友人、家族、そして特に2022年度修了生の皆さん。おはようございます。

 

2年前、私たちの多くは、IUJには入学できたものの、渡日できる日がいつになるのか分からず心配な毎日を送りました。私たちは多くの不安要素に直面し、今まで経験したことのない環境で勉強せざるを得ない状況に置かれました。しかし、私たちは懸命に困難に立ち向かい、今日の日を迎えることができました。私たち全員が成功した証が今日の修了式です。修了生の皆さん、おめでとうございます。私たちは本当によく頑張りましたね!

 

2022年度国際関係学研究科の修了生を代表してスピーチをすることは、私にとって大変名誉なことです。このような機会を与えていただいたことに感謝しています。今日、この場所に立ち、私はこの2年間に起こったことを思い出さずにはいられません。

 

新型コロナウィルスの世界的大流行は、私たちのIUJライフに多大な影響を与えました。渡日前に初めて経験したオンライン授業。インターネットの速度の遅さに苦労したことを思い出します。TAセッションに参加したとき、勉強と家庭の両立を図る学生たちの背後から聞こえる鍋の音や子供の声。また、課題や試験で答えが見つからず、漫然とPCの前で過ごした数時間を思い出します。

 

やっとキャンパスに到着し、初めて対面式の授業を受けた時の興奮は忘れられません。なぜならば、渡日が叶うまでの間、クラスメートに直接会いたい、世界中から集まった素晴らしい仲間と一緒に学びたいと切望していたからです。それでも、IUJでの生活が落ち着いてくると、故郷の家族や大好きな人たちのことを思い出し、母国の料理が恋しくなってホームシックにかかったり、体調を崩したりもしました。

 

留学中は大変なこともありましたが、ここで私たちは共に食事をし、勉強し、成功を祝い、一緒に冒険する、かけがえのない友達をつくり、その輪を広げました。友人と、アイデアや信念を交換し、時には激論を交わしたこともありましたが、全ての瞬間が大切な思い出です。

 

そして、学業生活の後半になると、論文や研究レポートの執筆で眠れぬ夜を過ごしたことを思い出します。指導教員との打ち合わせのため、先生の研究室に向かって歩きながら、あるいはズームでアポイントメントの時間を待ちながら、不安な気持ちになったことを思い出すとなんだか懐かしくて微笑んでしまいます。論文の最終版を教務事務室に提出したときの安堵感は、誰もが忘れることができないでしょう。

 

このような日々の積み重ねが、今の私たちを形成しているのです。居心地のいい場所から一歩踏み出したとき、私たちは困難や苦難に直面しました。しかし、恐怖を克服し、他人から学び、最後には成長し、花開いたのです。

 

IUJでの2年間を思い起こすとき、私たちを助けてくれた人々のことを忘れてはいけません。IUJありがとう、特に事務スタッフの皆さん、私たちをここに迎え入れ、面倒を見てくださったことに感謝します。それぞれの分野で専門知識を教えて下さった先生方、ありがとうございました。私の指導教員であるLin先生には、言葉だけでは伝えきれないほど感謝していますが、この場をお借りしてお伝えします。 “先生、ありがとうございました“ そして、私たち修了生を指導してくださった、指導教員の先生方全員に、修了生を代表してお礼を申し上げます。

 

最後になりましたが、国内外の家族や友人にも感謝しています。彼らは、必要なときに支援と救いの手を差し伸べてくれました。私のように家族と離れて暮らす者にとって、IUJで新たに出会った友人達、特にフィリピン人コミュニティは私の第二の家族です。皆さんにはとても感謝しています。修了したらあえなくなるかと思うと寂しくなります。

 

別れ際に、、、私たちは人生の新しい章へと向かっていきます。未来は未知数で、暗いニュースが流れる時代です。しかし、IUJでの思い出が私たちを支えてくれることを忘れないでください。私の友人がIUJについて、IUJとは、”Individual Unique Journey(一人ひとりのユニークな旅) “の略であると言葉にしていました。IUJでのI.U.J.が、私たちを以前より強く、勇敢に、そしてより知識豊かなものにしてくれたことを忘れないでください。

 

最後に、ヘレン・ケラーの言葉を引用して私のスピーチを終えたいと思います。”顔をいつも太陽の方に向けなさい、そうすれば影は後ろに落ちてくる” 私たちを取り囲む暗闇の中で、全員が希望を持って前に進み、IUJでのI.U.J.で得た全ての教訓をいつまでも思い出すことが出来ますように。

 

あらためて、2022年度修了生の皆さん、心よりおめでとうございます。

実際のスピーチはこちら