3月28日(木)、2010年Eビジネス経営学プログラム修了生Ganzorig, Vanchig氏をゲストにお迎えしinsightworXを開催しました。「IUJ insightworX」とは、スーパーグローバル大学創成支援事業の一環として、国内外の有識者やオピニオンリーダーを定期的にお招きし、世界が直面するグローバル・イシューについて議論を行うグローバルレクチャーシリーズです。 今回は、モンゴルダウン症協会会長を務めるGanzorig氏がご自身のご活動、経験について語りました。本学修了後、モンゴルにおいて多方面でご活躍する社会起業家としての信念、「3S」をご紹介し、Authenticity(信頼できること)、Acceptance(寛容な受け入れ)、Attitude(態度)の3点がご自身の活動を支えていることについて明かされました。多様性の社会で「自分らしく」いること、他人を受け入れる「寛容さ」の大切さについて語られ、参加した学生もGanzorig氏からの熱いメッセージに聞きいっている様子でした。 後半は、ダウン症の子どもを持つ親として長編映画製作に携わった『TRIO』を上映しました。モンゴルの大草原で強く生きる少年の姿や家族愛を感じる作品でした。本イベントを通して、本学修了生のご活躍を知る 機会となり、またダウン症、人権について理解を深める機会となりました。 モンゴル映画『TRIO』 (D・バトトゥムル監督・脚本・主演/2022年制作) 世界中の映画祭に招待され、すでに15ものアワードを獲得している注目の作品。 本年2月9日にはフランス・リヨンで毎年行われているFIFH(Festival InInternational Du Film Sur Les Handicaps)のオープニング作品として上映された。 《 人と自然・仏教・ダウン症 》 この三つのテーマを結び込み、モンゴルの豊かな自然の中で生きる少年とその母親の生涯を美しい映像表現で表した作品。今後日本各地での上映も決まっている。 『TRIO』紹介動画: https://www.youtube.com/watch?v=OPIFx4vzVdA&t=7s https://www.youtube.com/watch?v=mVmP3JADSiI&t=13s ===== スーパーグローバル大学推進・地域連携室 025-779-1459 | sgu@iuj.ac.jp =====