HOME > 研究科 > GSIR > 交換留学

交換留学

国際関係学研究科(GSIR)はその発足当初から、学生に異なる文化環境・異なる教育方法のもとで学ぶ機会を与えるため、カリキュラムの一環として交換留学プログラムを組み込んでまいりました。交換留学参加は1学期間のみで、2年次の秋学期に行われます。
各大学との間に締結されている交換留学協定により、学生は留学先での授業料が免除され、また、交換留学先で取得した単位は、10単位を上限として国際大学の修了要件単位として認定されます。提携先大学は、それぞれ教授法,得意分野などで特色を持っており、学生は自分の関心や進路に応じ、希望校を選択することが可能です。
交換留学に参加しない学生も、世界の有名大学から国際大学に交換留学してくる学生との交流を通して相互に得るものがあります。現在、GSIRは約10校と交換留学協定を締結しています。(交換留学生の受け入れのみを行っている提携校も数校含まれます。)

海外提携校一覧

交換留学プログラム参加者の声

矢笠 嵐さん
公共経営・政策分析プログラム 2015年修了
交換留学先:カールトン大学 (カナダ)

カールトン大学の所在地である首都オタワは、トロントやモントリオールなど周辺都市と比べて静かな行政都市です。

町中を貫く運河沿いには緑も多く、ダウンタウンより離れた大学の周辺では、時折ビーバーや鹿に出会うこともあり、自然と人の暮らしが本当に近い街です。
所属はNorman Paterson School of International Affairs(通称NPSIA)という国際関係のスクールでしたが、現地事務局の計らいもあり授業はNPSIA, MBA, Public Administrationの3つのスクールにまたがって履修することができました。開発機関・民主統治・開発案件形成など、留学先で学びたかった内容を全て網羅することができ、大変満足しています。

授業の要求水準は高く、リーディングの量もIUJの1.5倍ほど。タームペーパーの評価も厳しく、良い修行になりました。学生は意外にもカナダ人ばかり、授業ではIUJ特有の自国の経験に基づく文化対話型のディスカッションが少なく多少もの寂しい点はありましたが、中身の濃い発言が多く、学生も課題文献をきちんと網羅していることがうかがえました。

留学中に得た学びや人とのつながりを大切にしていきたいと思います。

GSIR