米・ペンシルバニア大学の「シンクタンクと市民団体プログラム(TTCSP: Tnink Tanks & Civil Societies Program)」が発表した年次報告書『2015年世界有力シンクタンク評価報告書(2015 GGTTI: 2015 Global Go To Think Tank Index Report)』において、国際大学GLOCOM(国際大学・コミュニケーション・センター)が、「Science & Technology部門」 の第30位にランクインしました。 TTCSPが毎年発表しているこの年次報告書では、世界各地のシンクタンクに関する主な動向や論点の概要報告とともに、世界の有力なシンクタンクの評価が報告されていますが、世界各地から推薦された6,500以上のシンクタンクを対象に、さまざまな領域や活動分野を網羅する世界中の公共・民間の研究所や政界、メディア界、学術界からの同分野の研究者や専門家によるリストの絞り込みと検証により、ランキングが決定されています。 報告書では、今年も総合・地域別・研究分野別・目的別の4つのカテゴリーで、世界のトップ・シンクタンクをランキングしていますが、GLOCOMは、研究分野別カテゴリーのうち「Science & Technology部門」において、昨年度の第31位から順位を一つ上げ、第30位にランキングされました。 また、TTCSPのディレクター、J.G.McGann博士の分野研究をベースに、「2015年世界のトップ・シンクタンク」ランキングと同時に発表された「アジアの国別トップ・シンクタンク」でも、GLOCOMは日本の第25位にランキングされました。 「2015年 世界のトップ・シンクタンク Science & Technology部門」 1. マックス・プランク研究所(独) 2. 情報技術・イノベーション財団(ITIF)(米) 3. ボン大学開発研究センター(独) 4. バテル記念研究所(米) 5. 公益財団法人未来工学研究所(日) 6. ランド研究所(米) 7. 情報通信技術を生かした社会開発(ICT4D)(英) 8. サセックス大学附属科学制作研究ユニット(SPRU) (英) 9. Institute for Basic Research…