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2021年度国際大学修了式が挙行されました

2021/07/05 [カテゴリ: Frontpage Article @ja, ニュース ] [作成者:

6月26日(木)、2021年度国際大学修了式が南魚沼市民会館で挙行されました。

本年度につきましては、新型コロナウイルス感染拡大の影響を考慮し、修了生とその家族、ゲストスピーカー、教職員のみの出席とし、規模を縮小して挙行となりました。

式典では、はじめに伊丹敬之学長の式辞がありました。
「今日はみなさんの国際大学(IUJ)での長い学問の道が終わる日であるだけでなく、ストレスが非常に多かった学年度の終了を、キャンパスから新型コロナウイルス感染者を誰ひとり出すことなく、祝うことができる日でもあります」と述べ、「この1年を、共に無事に終えることができたのは、学生・教職員の皆さんのおかげであり、国際大学学長としてみなさんのことを誇りに思います」と続けました。
そして、「(IUJ=I and U in Jewelとして)宝石のような人々が世界中から集まり、宝石のような自然が八海山の麓に広がり、そして世界が協力する場所として、日本にとって宝石と言える特別な場所なのですから、皆さんが修了後に、しばしば記憶の中で、そして時には実際に、再び訪れたい場所であり続けることをひたすら願っています。いつでもまた訪ねてきてください。」として、スピーチを締めくくりました。
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続いて日本生命保険相互会社特別顧問 門間大吉様より祝辞をいただきました。
アジア通貨危機やリーマン・ブラザーズの破綻からの世界経済危機などを交渉責任者として乗り越えた経験を述べられました。一番重要なのは、「危機に立ち向かうための情熱と強い意志を持つこと」だと強調され、「最終的に多くの人が力を合わせれば、奇跡が起こることがあるのです。前例のない問題には、前例のないソリューションがあります。柔軟な思考と戦略を持ってください」とアドバイスで締めくくられました。
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両研究科の学事報告およびGSO-EC(学生自治会)、IR&IMカウンシル(学生評議会)の学生表彰に続き、学位記授与が修了生一人ひとりに行われました。
本年度は国際関係学研究科93名、国際経営学研究科34名、国際関係学研究科博士課程生1名が学位記を授与されました。

学生謝辞では、まず、Akhmadalieva, Zarnigor Khikmatillo Kiziさんが国際関係学研究科総代として登壇しました。Zarnigorさんは、入学当初、誰もが想像もしなかったパンデミックについて触れ、母国の家族を心配しながらも学業を続けられたこと、初めての遠隔授業の経験は忘れられないことを述べました。また、IUJで世界中の仲間から多くを学び、「自分の価値観に忠実になり、大きな目標に向かって努力することで、一人ひとりが他の人々に感動を与えることができる可能性を持っていることを知りました。」と話しました。「今日ここを去るときには、誇りを持って、自分の達成を祝い、誰かに感動を与えられるほうへ進みましょう」と励ましの言葉で締めくくりました。
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次に、Bhatta, Ram Dattaさんが国際経営学研究科総代として登壇しました。
Ramさんは、夢の実現を応援いただいた皆さんへ感謝を述べ、優れた教授陣のおかげ厳格な思考能力が身についたことを述べました。 また、IUJのカリキュラムにより視野が広がったこと、学問に加えて、誠実な労働文化、時間管理、エチケット、人間性を学び、「IUJがより大きな責任感を与えてくれました」と述べました。最後に「このグローバルヴィレッジが、明日の未来を切り開いていく仲間の皆さんとの継続的な交流の機会を与えてくれるでしょう。」と信念の言葉で締めくくりました。
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式典の終了後、修了記念樹除幕式が「修了生の森」で行われ、今年も修了生の森に国際関係学研究科、国際経営学研究科それぞれ1本ずつ記念樹が植樹されました。森は年々緑豊かになっています。
この記念樹が育っていくように、修了生たちも新しい環境でたくましく成長してゆくことを祈念いたします。

ライブ配信された式典はオフィシャルYoutubeアカウントでご覧いただけます。@TubeIUJ

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