ラジオNikkei(4月23日)/
林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。
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テーマ:中国とインド、違いは何か
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解説した内容:
1.中国では、不動産などの投資だけでなく、将来に不安を持つ個人の消費が伸び悩んでいます。一方、インドは政治・経済共に安定し、個人消費は堅調です。
2.世界では、米国の個人消費が依然堅調で、市場では高金利・ドル高が続いています。
3.こうした中、中国市場は政府による株式への梃子入れによって実力より上振れる一方、インド市場は個人消費の伸びにより貿易赤字拡大への懸念が生じやすいことに留意が必要です。
以上