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“ジャパン・ビジネスモデル・コンペティション新潟ラウンド”が開催されました

2015/12/08 [カテゴリ: クローズアップ, ニュース ] [作成者:

12月6日(日)、ジャパン・ビジネスモデル・コンペティション新潟ラウンドが国際大学松下図書情報センター3階ホールで開催されました。

このイベントはICLOVE (南魚沼市地域産業支援プロジェクト)が主催し、国際大学国際経営学研究科の教員の協力により行われました。国際大学の学生6チームと長岡技術科学大学の学生2チームが参加し、5名の審査員、ドナルド スー氏(エンジェル投資家)、平松庚三氏(小僧com株式会社 代表取締役社長兼会長)、松原幸夫氏(新潟大学 教授)、丸山 一芳氏(事業創造大学院大学 准教授)、Jay Rajasekera(国際大学国際 副学長)により審査されました。

イベントは、国際大学加瀬学長の開会の挨拶で始まり、参加者はそれぞれのビジネスプランについて10分間のプレゼンテーションを行い、その後審査員及び聴衆からの質疑応答を受けました。発表終了後、審査員の厳格な審査により、優勝はPrabath Weerasingheさん(長岡技術科学大学)のビジネスプラン“An Automated & Intelligent Fleet Management System”、第2位は、Swagat Bannick さん(国際大学国際経営学研究科) のビジネスプラン“a Swipestreet.com ( Unleash the true Street Shopper in You)”第3位は、Ha Phungさん (国際大学国際関係学研究科) のビジネスプラン“A chain of charity consignment shops”となりました。 優勝したPrabath Weerasingheさんは2016年2月27・28日に東京で開催される「ジャパン・ビジネスモデル・コンペティション2015」に招待されるとともに、株式会社Global InstaBiz代表取締役会長でもある平松氏より、プレゼンテーションのトレーニングプログラム(3ヶ月無料)が贈呈されました。

JBMC詳細はこちら
http://japan-bmc.com/index.html

 

●ビジネスモデル・コンペティションとは

ビジネスモデル・コンペティション(BMC)とは、2011年より米国で始まった学生によるビジネスモデルのコンテスト。新規事業の85%以上が失敗するといわれる中で、ビジネスプランがきれいに書けているかを競うこれまでのビジネスプラン・コンテストではなく、ビジネスモデル(どのような仕組みで価値を提供し、利益を上げるか)の立案と仮説検証に重点を置いています。これからの新規事業は、そこに何らかのイノベーティブな要素(革新性)があることが大切です。しかし、事業がイノベーティブであればあるほど、不確実性が増え、リスクが大きくなります。このようなビジネスプランニングでは、マクロ的な市場調査や整理された財務諸表よりも、ユーザーによる実際の体験や市場で行う実験が重要になります。International Business Model Competition(IBMC)の審査基準は、参加者がフィールドでいかに実践をして、仮説を検証したかが重視されます。日本におけるビジネスモデル・コンペティション(JBMC)の新潟地区予選ラウンド。新潟県内の学生が競い合い、最終的に優勝した1チームが東京で行われるジャパン・ビジネスモデル・コンペティションへの出場権を獲得します。そしてJBMCで優勝したチームは米国で行われるIBMCの出場権を得る事ができます。

 

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会場の様子

 

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Swagat Bannick さん(国際大学国際経営学研究科)

 

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Prabath Weerasingheさん(長岡技術科学大学)



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