2025年9月20日(土)、「IUJむすびばカレッジ シーズン3 第28回」を開催しました。
今回は、国際大学国際関係学研究科に在学するニシャンジ・エブル氏を講師に迎え、「遠くて近い国:トルコと日本の友情の原点」と題してご講演いただきました。講演では、親日国として知られるトルコと日本が、どのように絆を深めてきたのか、その歴史的背景が紹介されました。
まず、1890年に台風で座礁したエルトゥールル号を日本政府が救助したことから両国の友好が始まったことが語られました。エブル氏は、「日本人の親切や思いやり、国として責任を果たした行動が、その後100年以上続く友好関係の象徴となった」と強調しました。
さらに、イラン・イラク戦争時にトルコ航空がイランに滞在していた日本人を救出した出来事など、互いに助け合ってきた事例を動画も交えて、流暢な日本語で紹介しました。
質疑応答では、参加者から
「トルコ人ならではの国民性や、ぜひ紹介したいところは?」
「以前、本学の学生を短期滞在で自宅に受け入れたことがあり、懐かしく思いました」
といった声が寄せられ、交流の場が広がりました。
「改めてトルコと日本の歴史を振り返ることができ、日本人では気づかない日本の素晴らしさを知ることができました」
「日本以外の国を知る機会はなかなかないので、とても興味深かったです。日本語がお上手で感動しました」
当日は、市内外から約50名の方々にご参加いただきました。ご来場いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
参加者からいただいた質問への回答はこちら
当日の様子は後日、TubeIUJで公開予定です。
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次回の「IUJむすびばカレッジ」も、どうぞご期待ください!
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国際大学
むすびばカレッジ事務局
Eメール:presoff@iuj.ac.jp
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