ラジオNikkei(7月25日)/
林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。
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テーマ:ウクライナと中東情勢
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ロシアと中国の協力関係が維持される中、グローバルサウスと呼ばれる国々に対する、日本を含む先進国の関係強化の動きが強まっていることについて解説しました。
「ロシアに対するウクライナの攻勢は変わらず、欧米はロシアを過度に刺激することを危惧し、NATO等の場でやや慎重な姿勢を見せています。
サウジなど中東の産油国が政治体制のあり方にこだわらない中国との関係を強化する中、日本は産業多角化支援を通じ、これらの国との関係強化を目指しています。
同じく中東のトルコは、食料輸出などで欧米とロシアの仲介などを試み存在感を高める一方、新中銀総裁就任後も高インフレが続いており、経済運営が懸念されます。」