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国際大学(IUJ)とJICAが連携協定を締結

2020/10/02 [カテゴリ: Frontpage Article @ja, IM ニュース, IR ニュース, クローズアップ, ニュース ] [作成者:

SDGs等の開発課題解決を牽引するリーダー人材育成に向けて

2020年9月30日(水)、国際大学(IUJ)と国際協力機構(JICA)青年海外協力隊事務局は、JICA海外協力隊員を対象とする新しい国際人材育成事業に連携して取り組むことに合意し、覚書を締結しました。

コロナ危機がもたらす国際社会の分断、国、地域に及ぼす影響など、我が国を取り巻く国際環境は激変しており、国内外の開発ニーズも多様化、高度化していくことが予想されます。これらの環境変化に対応し、人類共通の課題解決のため国際協調によるポストコロナ時代の新しい社会づくりに貢献しうる人材の育成は、極めて重要になっています。

今回の連携協定により、JICA海外協力隊としての開発途上国経験とIUJの修士号プログラムを組み合わせることにより、SDGs等の世界が抱える開発課題の解決を牽引する将来のリーダー育成が期待されています。

<主な連携のポイント>
・IUJはJICA青年海外協力隊事務局と協働し、「国際機関プロフェッショナル・フォーカス」に位置づけられる国際経営学研究科の修士号プログラム(国際社会起業家プログラム:International Social Entrepreneurship Program[1])を通じた国際人材育成を実施する。
・現地での協力隊活動を単位として認定する。
・IUJはJICA海外協力隊経験者を対象とした特別入試を実施し、また在学生や修了生に対して国際人材育成関連ポストへの応募勧奨等を実施する。
・JICAは、本プログラム在籍者の協力隊派遣や国際大学関係者の現地活動視察の支援、また国際人材育成関連の制度・プログラム等に関する情報を提供する。

[1] 同修士号プログラムは2021年9月に開始予定。

<伊丹学長のコメント>
JICA海外協力隊事業が長年培ってきた実践的な経験と、IUJの世界水準の修士号プログラムとJICA留学生と共に学ぶ多文化教育環境を組み合わせて、世界の平和と発展に貢献し得る人材育成を目指すこのような新しい国際人材育成事業の取り組みは、我が国においては初めての試みです。この連携協定を機に、IUJはJICAと協力し、世界が抱える課題解決に貢献できる国際人材を数多く輩出していきたいと考えています。

署名式はJICA青年海外協力隊事務局小林広幸局長(写真左)と伊丹敬之学長(写真右)により、オンラインで実施されました。(オンラインによる署名式は本学初の試み)



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