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2017年度国際大学(IUJ) 修了式を挙行しました

2017/06/26 [カテゴリ: Frontpage Article @ja, クローズアップ, ニュース ] [作成者:


6月24日(土)、2017年度修了式が小出郷文化会館(魚沼市)で挙行されました。国際関係学研究科97名、国際経営学研究科67名の計41カ国・地域164名が共に学び共に生活をしたキャンパスを去り、それぞれの道へ新たな一歩を踏み出しました。現時点での修了生総数は、122カ国・地域、4,173名となりました。

式典では、加瀬学長よりひとりひとりに学位記が授与され、名前が読み上げられる度に、着席している修了生や在学生、家族、友人から祝福の歓声が上がり、IUJらしい温かな雰囲気となりました。学位記授与の締めくくりには、学生自治会元会長のインド人修了生が音頭をとり、全修了生が学位帽を投げ上げ、最大の盛り上がりをみせました。
2017年度修了生の皆様、ご修了おめでとうございます!

以下、各研究科修了生総代謝辞の一部をご紹介します。

 

国際関係学研究科 国際開発学プログラム(経済学修士)
Muhammad Rezaul Hasanさん(バングラデシュ出身)
私たちは多様な学歴を経てIUJに入学しており、大学院レベルの経済理論や分析課題に取り組むことは生易しいことではありませんでしたが、先生方の継続的なご支援、尽きることのない励まし、思慮深いご指導により、私たち全員が同じ成果の高みにまで至ることができました。また、自治体の諸機関や地元の皆様には、あらゆる機会にいただいたサポート、学生や家族のために開催してくださった多くのイベント、そして日本の社会やお祭り、文化、価値観について学ぶための窓を作ってくださいました。日本の社会や人々に関して学んだことは、私たち全員にとって生涯続く財産です。IUJを選択したことは、最善の判断だったというのが私たちの信じるところです。この2年間を私たちは「世界が集まる」場所で過ごしてきました。多言語環境と文化の触れ合いは、「IUJer」を地球市民にする本当にユニークな手段だと思います。今日という日は、この2年間、この日のために懸命に努力してきた日です。課題に取り組んだり、問題を解いたり、グループディスカッションをしたり、学期末レポートを書いたり、私たちは多くの眠れない夜を過ごしてきました。とうとう報われた私たちは、この2年間めざしてきた成功を手に入れようとしています。2年前、ここに来た時はバラバラの個人だった私たちが、今、「IUJ同窓生」という名の世界的なネットワークの一員としてここを巣立とうとしています。「人類」のためという共通の立場に立って働けば、この旅は安全で楽しいものになるに違いありません。たとえ国籍は違っても、文化や宗教や人種が違っても、同じ人類の責任によって私たちは結ばれているからです。
あらためて、愛情と思いやりにあふれる日本の皆様と、ここでの暮らしに関わってくださった皆様に、心からの感謝の意をささげます。おめでとう、2017年度修了生のみんな!修了おめでとう。そして人生の次の挑戦での成功を祈ります!

国際経営学研究科 MBAプログラム(経営学修士)
Medard Ntindekureさん(ブルンジ出身)
敬愛する教授や指導員、教職員の皆様に対してはもちろんですが、長い間離れて暮らしながらも私たちをサポートし、私たちが常に前進できるよう力を貸してくれた両親や家族に対しても感謝の気持ちでいっぱいです。
私たちにとって、世界が集うこの場所で出会えたこと、そして長い旅路へ向けスタートを切れたことは、素晴らしい経験となりました。道のりは平坦ではありませんでしたが、そこには努力する楽しみや、家族、両親、先生方からの愛情がちりばめられていました。単なるグループというより、チームとして乗り越えてこられたように思います。国際大学の環境が私たちを変えてくれました。感情、道徳、知性の面で努力が必要でしたが、そのプレッシャーに耐え、国際大学の修了生の新しい一員として、新しい旅を始め、未来の世界的なリーダーの新しいコスチュームにサインする準備ができました。今では、この世界に国際大学ほど素晴らしい場所はないということがよく分かります。ここは、世界が集う場所なのです。
修了生の皆様、特に国際経営学研究科の修了生にとって、修了とは終わりではなく、世界を変えるための新しい複雑な課題の始まりだと言えます。そのために必要なツールは、国際大学で身につけてきたはずです。全員が世界を変え、世界をリードする心の準備ができていることを期待しています。私たちは世界のリーダーであり、世界中に国際大学のビジネススクールが世界一の学校であることを証明するだけでよいのです。国際大学は、私を国際人にしてくれました。どんな国へでも行けると思いますし、どこへ行っても兄弟や姉妹に会えることでしょう。これこそ、国際大学の魔法です!
私たちがさまざまな分野で自らの知識を利用し、それぞれの国を発展させ、国と国との関係をより強固なものにすることでしょう。人生の一つの章が終わりを迎えようとしていますが、国際大学修了生の皆様のご多幸をお祈りしています。2017年度のご修了、おめでとうございます。

以上

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国際大学
【学位記授与式次第】(会場:小出郷文化会館)
開会の辞
式辞 学長 加瀬 公夫
式辞 理事長 槍田 松瑩
祝辞 駐日スリランカ大使 ダンミカ・ガンガーナート・ディサーナーヤカ閣下
学事報告
学位記授与
修了生謝辞
閉会の辞

【祝賀会】(会場:小出郷文化会館)

【修了生による記念樹除幕式】(会場:キャンパス)
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当日の模様はインターネットライブ中継により世界各地で視聴できるよう、動画の配信をしました。当日の映像はこちらからご覧いただけます。



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