2025年10月18日(土)、「IUJむすびばカレッジ シーズン3 第29回」を開催しました。
今回は、国際大学語教育研究センター 日本語プログラム 竹内明弘特任教授を講師に迎え、「外国人を対象とする日本語教育について ー国際大学の取り組みー」と題してご講演いただきました。
講演ではまず、日本語を「文法能力」として捉える難しさ、すなわち正しい文法や接続詞の理解がなければ正確に話すことができないという点、次に「社会言語能力」として、TPOに応じた敬語の使い方などについて、学習者である留学生の視点から考える内容が紹介されました。参加者にとって、日本語の奥深さを改めて感じる機会となりました。
さらに、「社会文化能力」の重要性として、日本の行動様式や文化を理解していないと自然な会話が難しいことについても、本学の留学生との実際のエピソードを交えながら、わかりやすく説明がありました。
質疑応答では、
「英語では発音記号があるが、日本語にはありますか?」
「IUJは英語が公用語ですが、学生が日本語を学ぶ目的はなんですか?」
といった声が寄せられ、活発な意見交換が行われました。
【参加の声】
・異文化交流の基礎となるテーマを理解できた。
・日本語は単なる言葉ではなく、社会性を含めて考えると難しい。
当日は、市内外から約40名の方々にご参加いただきました。ご来場いただいた皆さまに、心より御礼申し上げます。
参加者からいただいた質問への回答はこちら
当日の様子はTubeIUJよりご覧いただけます。
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国際大学
むすびばカレッジ事務局
Eメール:presoff@iuj.ac.jp
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