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2019年度国際大学修了式が挙行されました

2019/06/28 [カテゴリ: Frontpage Article @ja, IM ニュース, IR ニュース, ニュース ] [作成者:

6月22日(土)、2019年度国際大学修了式が小出郷文化会館(魚沼市)で挙行されました。

式典では、最初に伊丹敬之学長の式辞がありました。IUJのユニークな点は、 「日本にありながら公用語が英語であること、大学院大学であること、世界中から集まる学生がいること、自然豊かな田舎に立地すること」を挙げました。 「これらのユニークな特徴が異文化交流と素晴らしい学業環境を作り上げている」と述べ、「IUJが再び訪れたい場所であることを願っている」と結びました。

続いて、今年、AACSB Influential Leaders賞を受賞した、1992年度国際経営学研究科修了生・株式会社富士ゼロックス総合教育研究所代表取締役社長 小串記代様より祝辞をいただきました。
この賞は、AACSB認証校の優秀な修了生を表彰するもので、小串様は800を超える学術機関からの候補者の中から選ばれた33人の受賞者のうちの1人でした。本修了式で小串様の受賞を正式に表彰し、また、祝辞をいただきました。

祝辞では、主に3つのトピックを取り上げました。

•人生はラーニング・ジャーニー
•学ぶ姿勢としての謙虚さと勇気
•これからのリーダーの役割

小串様は、「現代は変化と複雑性、不確実性に満ち、自ら変化に適応していくためには、常にラーニングとアンラーニングを繰り返し、自己変革することが求められる」こと、「リーダーとしての謙虚さ、謙虚である為の勇気」「謙虚に耳を傾け、議論を鼓舞し、判断の幅を広げ、勇気を持って決断していくことがこれからのリーダーとしての皆さんの役割」と述べられました。

両研究科の学事報告がなされた後、学位記授与が修了生一人ひとりに行われました。
最初に学位記が授与されたのは、IUJの歴史の中で第2番目の博士号取得者となったYin Yin Monさんです。続いて、国際関係学研究科100名、国際経営学研究科79名が学位記を授与されました。全員に学位記が授与された後、学位帽のトスが行われました。

修了生謝辞が3名よりあり、最初に国際関係学研究科国際開発学プログラムMai Thuy Linhさんが登壇しました。「国際大学はまさに『世界が集う場所』で、さまざまな経験、国、民族、宗教の人々がいる唯一無二の多様な環境。私たちはともに暮らし、互いに学びあい、互いに助け合った」と述べました。また、キャサリン・パルシファーの「卒業とは、ひとつの章の結末であり、別の章の始まりである」を引用し、「私たちは難しい課題に取り組む準備ができている。それはIUJで学んだこと」と述べました。

続いて、国際経営学研究科MBAプログラムEl Mehdi Er Raquabiさんが登壇しました。MehdiはIUJの豊かな学業環境について述べました。様々な視点を持てるクラスでの討論、 学業の傍らのスポーツや地域社会とのつながりを含むイベントについても述べました。IUJを「第二の故郷」とし、在校生、大学関係者によりよいIUJを作り上げるよう奨励し、「IUJアンバサダーとして、IUJで身に付けた卓越性や独自性、価値を維持していくことが私たちの任務」と述べました。

最後に国際関係学研究科経済学クラスターYin Yin Monさんが登壇しました。
「IUJは、様々な国の学生が知識や経験を共有し、多様性の観点から異文化を学ぶべく交流する絶好の場」であり「グローバル・ヴィレッジで生活する機会そのもの」と述べ、「様々な言語を話し、極めて多様な職業・人生経験を持つ、バラエティに富んだ学生集団であり、真に『世界が集まる場所』」「所属先は違っても、皆このIUJコミュニティの一員」と述べました。

式典の後、祝賀会が開かれました。
修了記念樹除幕式は悪天候のため室内で行われましたが、多くの学生が集まりました。 毎年、修了生の森には国際関係学研究科、国際経営学研究科それぞれ1本ずつ記念樹が植樹され、森は年々緑豊かになっています。
植えた木がたくましく育っていくように、修了生たちも新しい環境で強く生き、成功されますことをお祈りいたします。





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