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NEWS&TOPICS一覧

2023/09/29
Radio

ラジオNikkei(7月25日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:中国とインド、新興国市場の展望 ======== 解説した内容: -中国経済は、米中対立などの対外関係より、国内で先行きに悲観的となった個人消費の下振れが構造的な問題。 -一方、インド経済は、個人消費意欲が高く同国経済を支えるが、この点が対外収支の悪化につながりやすい面も。 -しかし今後、米国経済が頭打ちとなりFRBによる金利据え置き期待が高まれば、中国経済にはドル安・人民元高によりマイナス、インド経済には対内資金フローの増加によりプラスの効果を期待。   以上

2023/08/21
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ラジオNikkei(8月15日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:戦後のアジアと日本企業 ======== 「東南アジアの国々とは、戦後経済関係で摩擦が生じましたが、1977年の福田ドクトリンにより関係が大幅に好転し、その後、電気電子、自動車など日系企業の投資が続く土台となりました。 東アジアでは、台湾との歴史的な関係が、現在、半導体分野などの協力につながっています。 今後は韓国・中国との間で、互いに将来に目を向ける方向に転換できるかどうか、経済・ビジネスの観点からも注目されます。」

2023/07/31
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ラジオNikkei(7月25日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:ウクライナと中東情勢 ======== ロシアと中国の協力関係が維持される中、グローバルサウスと呼ばれる国々に対する、日本を含む先進国の関係強化の動きが強まっていることについて解説しました。 「ロシアに対するウクライナの攻勢は変わらず、欧米はロシアを過度に刺激することを危惧し、NATO等の場でやや慎重な姿勢を見せています。 サウジなど中東の産油国が政治体制のあり方にこだわらない中国との関係を強化する中、日本は産業多角化支援を通じ、これらの国との関係強化を目指しています。 同じく中東のトルコは、食料輸出などで欧米とロシアの仲介などを試み存在感を高める一方、新中銀総裁就任後も高インフレが続いており、経済運営が懸念されます。」

2023/07/04
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ラジオNikkei(6月27日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:ウクライナ情勢と新興国 ======== 「-ロシアが国内の内乱を未然に防止できず、その後、敢えて厳しい姿勢を示したことは、 プーチン氏の現体制が一段と厳しくなっていることを示しています。 -これまでロシアに協力的だった中国とインドが、今後どのような姿勢を取るかが注目されます。 -特に、ロシアに軍事面で依存してきたインドに対し、 アメリカが一歩踏み込んだ軍事協力を明らかにしたことが特筆されます。」

2023/06/27
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NHKラジオ Nらじ(6月28日)/ 山口昇教授(国際関係学研究科)が特集「沖縄で進む防衛力強化 今後の課題は?」に出演します 18:22-18:50 特集 https://www.nhk.or.jp/nradi/n/radi/20230628.html Nらじ https://www4.nhk.or.jp/nradi/

2023/05/19
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ラジオNikkei(5月16日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:ウクライナ情勢と新興国 ======== 「-ロシアの最近の動向にはあせりの色が濃く、ウクライナが本格的な攻勢により優位に立つ可能性が高まっています。 -一方、トルコ・南アフリカなどの新興国では、ロシアとの関係がそれぞれの政治情勢に影響を及ぼしています。 -今後、ウクライナ情勢の変化が新興国経済を不安定化させるリスクには留意が必要でしょう。」

2023/05/01
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ラジオNikkei(3月28日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:グローバルサウスのリスク ======== 「1.今後の経済発展を目指す「グローバルサウス」の国々が関心を集めています。しかしこれらの国々のリスクにも注目する必要があります。 2.元々、貧富の格差が大きかった中南米では、新型コロナの影響や食料・エネルギー価格の上昇によって国民の不満が高まり、ブラジル・チリなどで左翼政権が誕生しています。 3.そのため、外交面では中国との関係強化、経済政策では希少な金属の生産国有化といった懸念材料が生まれており、日本企業や投資家は注意が必要でしょう。」

2023/03/30
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ラジオNikkei(3月28日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:ウクライナ情勢とグローバルサウス ======== 欧米と中ロの対立が続く今、なぜグローバルサウスと呼ばれる途上国が注目されているか、これらの国の経済状況に注目し解説しました。 「-3月21日、岸田首相がウクライナのゼレンスキー大統領を訪問し、今後の復興などについて協議しました。 – 同日、中国の習近平氏がモスクワのプーチン氏を訪問し、両国の親しい関係を確認しました。 – 欧米と中露の対立が深まる中、存在感を増しているインドなどグローバルサウスと呼ばれる国々には、発展途上の自国経済への支援をこれら双方の大国から受ける狙いがあるでしょう。」

2023/02/28
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ラジオNikkei(2月21日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーにて解説しました。 ======== テーマ:ウクライナ侵攻1年とトルコ地震 ======== 「-ロシアによるウクライナ侵攻から1年となる直前に、バイデン米大統領が電撃的にウクライナを訪問し、同国への強い支援が変わらないことを示しました。 -一方、トルコの地震による深刻な被害は、エルドアン大統領への批判につながっています。しかし、人道的な見地に加え、NATOの加盟国でありロシアとの仲介役を務め る重要な国であるトルコに対し、今後、欧米からの支援が強まると予想されます。」

2023/01/27
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ラジオNikkei(1月24日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーにて解説しました。 ======== テーマ:世界の十大リスクと新興国 ======== 「-今年後半にかけインフレ率が期待されたほど低下しなかった場合、新興国から経済危機が表面化するリスクが高まります。 -一方、今年は水不足が世界的に深刻化し、特にアフリカ・サブサハラといった貧しい新興国で、飢饉などの深刻な影響が懸念されます。 -ロシア・中国国内の混乱が続く中、今後はインドの経済成長への期待が一段と高まるでしょう。」