ラジオNikkei(12月26日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:2024年、世界と新興国の経済と市場 ======== 解説した内容: -「選挙の年」と呼ばれる2024年には、米国をはじめ主要国の国内向け支出に重点が置かれ、ウクライナなど紛争地域への支援に影響を与えることになります。 - 一方、世界経済は減速し、特に中国経済の先行きが一層深刻化し、他の新興国経済への悪影響を強めることが懸念されます。 - 以上のように考えると、世界の金融市場では長期金利の動向が注目されます。財政支出増が金利上昇圧力につながれば、経済の原則に拍車をかけ悪循環が生じ るためです。 以上