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NEWS&TOPICS一覧

2025/12/04
Radio

ラジオNikkei(11月25日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:日中問題とG20 ======== 解説した内容: 1.台湾を巡る日中関係の悪化は、早期の改善は望めないものの、国内経済の悪化が続く中国側にも、これ以上の悪化を望まない動機があるはずです。 2.今回のG20では、議長国・南アフリカやインド首脳との間で、日本が提唱する「インド太平洋戦略」を政治・経済両面で協力進める期待が高まりました。 3.EU・トルコ首脳との対話は、膠着するロシア・ウクライナの和平交渉に日本が寄与する上でも意義あるものといえます。

2025/11/07
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ラジオNikkei(10月28日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:高市新首相と新興国 ======== 解説した内容: 1.新首相はトランプ大統領との会見では、安倍氏との関係だけでなく、トランプ氏の好む自らの意見を率直に伸びる姿勢を採り、今後に向けた信頼の基盤を作 るべきです。 2.韓国大統領が就任後、柔軟な対日外交の姿勢を見せたことに応じ、首相自らも実利志向の姿勢を見せることが必要に。 3.対中国では、米中首脳会談の内容を見極め、当面は現実的な経済関係の見直しに特化すべき。

2025/09/16
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ラジオNikkei(9月16日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:大阪万博と新興国 ======== 解説した内容: ―新興国の(人口構成、エネルギー)と日本を始めとする先進国の高い技術の融合が、今後の世界経済の鍵となることを強調します。 ―ここで印象に残ったのは、小国ながら自らの産業や文化を紹介する新興国の姿です。 ―ロシアの圧力に粘り強く抵抗するウクライナとモルドバ、旧ユーゴスラビアから独立し発展する姿を紹介したスロベニア、モンテネグロなどが人気を集めていました。

2025/08/19
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ラジオNikkei(8月19日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:TICADと経済・市場統合 ======== 解説した内容: 1.今回のアフリカ開発会議(TICAD)には、アフリカからみた対外・対内の両面から、大きな変化がみられます。 2.対外的には、インド洋・アフリカ経済圏への期待が高まっています。多くの日本企業がインドで現地生産を行い、アフリカにも輸出する動きが進んでいます。 3.対内的には、市場統合の動きが具体化しつつあります。従来、域内各地で進んできた統合を束ねることにより、企業はアフリカ全域のビジネスを展開しやすくなります。

2025/07/22
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ラジオNikkei(7月22日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:トランプ関税とASEAN・BRICS ======== 解説した内容: 1. 7月、ベトナム・カンボジア・インドネシアといったASEANの新興国が相次いで米国と関税交渉で同意しました。 2. 一方、経済規模の大きいBRICS各国は米国との間にそれぞれ懸案を抱え、交渉に時間がかかっています。 3. インドも関税交渉は難航しているものの、国内では製造業の発展、対外的にはアフリカとの経済関係強化への期待が高まり、株式市場は順調に推移していま す。 以上

2025/06/23
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ラジオNikkei(6月20日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:G7とイラン・ウクライナ情勢 ======== 解説した内容: 1.トランプ氏はイラン攻撃を進めるイスラエルに影響力を持っており、イラン情勢は同氏の意向に大きく左右されることになります。 2.一方、トランプ氏がロシア寄りの姿勢を示しても、戦況で優位に立つプーチン氏は依然、停戦に応じる姿勢を見せていません。 3.こうした中、アジア・太平洋では、日本など主要国の支援を受け、インドが製造業の本格的な発展を始動させつつあります。 以上

2025/06/02
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ラジオNikkei(5月20日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:ウクライナとトランプ関税 ======== 解説した内容: 1.トランプ氏はウクライナ・ロシアの停戦交渉を進めようとしていますが、交渉は難航しています。 2.従来、ロシア寄りだったとされるトランプ氏はいら立ちを隠していませんが、現在、戦況で優位に立つプーチン氏が、なかなか応じようとはしていないためです。 3.これは関税交渉で中国が米国の焦りを見透かし、自国に比較的有利な立場で交渉を続けてきた状況と似ています。

2025/05/08
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ラジオNikkei(4月22日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:トランプ関税と東南アジア ======== 解説した内容: 1.トランプ氏が発表した相互関税率の中で、東南アジア諸国に対する高い税率が注目されています。 2.一方、この機会を捉え、中国の周国家主席が東南アジアを歴訪し、関係の強化を図りました。 3. しかし、自国の経済発展を最優先し、米中双方と関係を維持したいこれらの国々は、米国に対しても一定の配慮を見せています。 以上

2025/01/16
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ラジオNikkei(12月24日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:2025年の世界と新興国 ======== 解説した内容: シリアのアサド政権崩壊は、プーチン氏がアサド体制を見限ると同時に、ウクライナがトランプ氏復活により追い込まれることを見透かし、 ウクライナに戦力を集中する姿勢を示すという、和平交渉も念頭に置いた「脅し」をかけたものと考えます。 韓国の政治情勢は混乱している中でも、あくまで法に沿って議論が行われていること、経済政策を熟知する首相が当面政権に留まっていることは、 同国に民主主義が定着している現れと言えるでしょう。 一方、中国では、経済状況の構造的な悪化が続く中でも、国民が選挙などに訴える手段がなく指導者が変わらないという状況では、社会的な不安定化が一層進み、経済に一段の悪影響を与えるリスクに注意が必要になると考えます。 以上

2024/06/04
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ラジオNikkei(5月28日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)が「新興国マーケット情報」コーナーに出演しました。 ======== テーマ:ASEANとインド ======== 解説した内容: 1. 今般、インドネシアの大学・シンクタンクなどを訪問しました。現在同国では、デジタル化が急速に進み、交通やショッピング様子が様変わりしています。 2. またASEAN全体では経済の一体化が進んでいますが、政治面では混乱が続くミャンマーと、中国が関係を強めています。 3. 隣に位置するインドが、貿易を自由化し、ASEANとのサプライチェーンの緊密化を進められるか、という点も将来に向けた課題です。 以上

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