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修了生の声-中神 仁志さん

テルモ株式会社
中神 仁志さん
国際経営学研究科 MBA1年制プログラム 2020年修了
 

IUJを選んだ理由:
日本にいながら世界と接することができる場所が国際大学(IUJ)だと思っていました。また、1年間という限られた時間であったため、全寮制であるIUJで勉強や国際交流にしっかりとつかりたいと思っていたためIUJを選択いたしました。
 
IUJで特に印象に残っていること:
授業では「Strategic Management」が印象的です。授業前にはグループでのケースディスカッションがあり、毎回のクラスではその内容をもとにさらに議論を進めるというまさにMBAという感じの授業でした。外国人学生の積極性に最初は圧倒されてしまいましたが、「自分の殻を破る」ことを意識しディスカッションに臨みました。発言を重ねていくたびに自信がつき、自分自身の学びも深くなったように感じました。

生活面では、食事が印象的です。毎週のようにいろんな国や地域から来ている学生が集まり料理を作って一緒に食べていました。香辛料のにおいや味付けが全く異なり、本当に海外に来ているような感覚を持ちました。

その他、それぞれの地域の独特な英語の発音も印象的です。同じ単語であっても国が違うと聞こえ方が異なります。発音などを強く気にする必要はないということを感じ、英語を発することに対する抵抗がなくなりました。
 
IUJ修了後の業務:
入学前は人財開発室に所属、新卒・外国人採用、次世代リーダー育成研修の企画運営の業務をしていましたが、IUJ修了後はホスピタルカンパニー(主に病院向けの医療機器を扱う部署)の事業企画部に異動しました。10年後を見据えた新規事業探索を行ったり、デジタル活用による価値創出、など様々なテーマを扱っています。IUJで学んだ知識を、使える知識に進化させていくことが重要だと強く感じています。
 
IUJで学んだことと現在の仕事について:
IUJでの学びは今の業務を行う上での基礎となっていると思います。何かを考えるときにフレームワークにあてはめて考えることが多いですが、クラスの中やグループディスカッションで何度も何度も使ってきたからこそ、今の業務でも自然とフレームワークをベースに考えることができていると思います。フレームワークは漏れなくダブりなく考えることで、相手に納得感を持ってもらうことにつながります。グループワークをやっているとき、クラスに参加しているとき、その瞬間瞬間は大変でしたが、後から思い返すとあの時間があったからこそ、今の自分がいるのだと感じます。
 
これからIUJ入学を目指す方へ:
IUJには本当に様々なバックグラウンドの学生がいます。その学生たちと、同じ授業に出て、深夜までディスカッションをする。クラス外では一緒に食事を食べ、朝まで語り合う。このような経験はなかなか得られるものではありません。IUJはこのようなとても貴重な経験をさせてくれますし、世界中に多くのネットワークが構築できます。