LANGUAGE

Establishing a New Global Standard from Asia

学生インタビュー

多様な人材が集まった、真にグローバルな環境で学ぶ

在学生

石井 夕美 さん

国際経営学研究科
MBAプログラム2年

薬学部を卒業し、ドラッグストアに薬剤師として就職しました。ドラッグストアでは OTC(一般用医薬品)の販売担当として、接客も経験しました。薬剤師として調剤の仕事をイメージしていたのですが、売り場に立ったことでマーケティングやマネジメントについてもっと知りたいという思いが起こったのです。
その後、外資系の製薬会社に転職し、MR(医薬情報担当者)として働きました。いま、製薬業界では、MRよりもさらに高度な専門知識を持ち、医薬品の情報提供を支援するMSL(メディカル・サイエンス・リエゾン)という職種が注目されています。今後は、このMSLの立場でさまざまなヒトやモノをつなぐ「橋渡し役」として日本の医薬業界に貢献したい、そのためにも国際的な視野で経営学や経済学を学んで知見を広げたい、と考えるようになりました。
海外留学も検討しましたが、国内のMBAプログラムのなかで講義がすベて英語で行われ、留学生が多く、入学時に入寮が義務付けられる国際大学の存在を知りました。そしてこのような国際的な環境にある国際大学で学ぶことが、最良の選択だと判断しました。
私はまだ英語が得意とは言えませんが、継続して英語の習熟に努めています。英語での授業に追いつくのは大変ですが、学生同士の勉強会や、ティーチングアシスタントのサポートも受けながら、必死に勉強をしています。
また、留学生を含めて寮で共同生活をしていることが、がんばろうという気持ちの維持につながっています。寮での生活で何か不便なことが起きても、お互い工夫し合い、助け合いながら生活することで、家族のような共同体の意識が働いている気がします。
多様な文化や習慣、価値観を持った人たちが集まる国際大学は、真にグローバルな環境を持った大学です。そして、私のような職歴を持つ人間が在籍していることも、国際大学が開かれた大学であることの証だと思っています。