2026年4月13日(月)、国際大学研究所(IRI)は、ランチセミナーを本学203教室にて開催しました。
本セミナーでは、GSIRのVida Macikenaite教授が「Seizing the Opportunity: Lithuania’s Decision to Host the Taiwanese Representative Office」と題し、講演を行いました。
講演では、2021年にリトアニア政府が「台湾代表処(Taiwanese Representative Office)」の設置を受け入れた外交政策決定について取り上げ、KingdonのMultiple Streams Approach(複数の流れモデル)を用いて分析が行われました。特に、「政策(policy)」「問題(problem)」「政治(political)」の各要素がどのように収束し、政策決定の「機会の窓」を生み出したのかについて説明がなされました。
また、リトアニアにおける台湾支持の動きや、中国に対する認識の変化、新型コロナウイルス感染症の影響といった背景要因についても触れられ、インタビュー調査と公開資料を組み合わせた研究手法の有効性についても紹介されました。
当日は多くの学生・教職員が参加し、講演後の質疑応答では数多くの質問が寄せられるなど、非常に活発な議論が展開されました。限られた時間内ではすべての質問に対応しきれない場面も見られましたが、セッション終了後も参加者が講演者を囲み、議論を継続する様子が見られました。
Macikenaite教授からは、「このような機会は、自身の研究を異なる視点から見直す良い機会となる」とのコメントがあり、実際にセッション後も学生とともに約30分にわたり議論を深めるなど、充実した学術交流の場となりました。
IRIでは、今後もこのような研究交流の機会を提供してまいります。
