本学特別招聘教授の林 秀毅氏による寄稿「米中対立 焦点は何か」が、中部経済新聞(2026年10月10日付)「視点」欄に掲載されました。
本稿ではトランプ氏によるイラン攻撃に伴う原油価格の高騰や、BRICS各国が結束して米国に対峙した経緯が、9月の米中首脳会談における習近平氏の強気な姿勢の背景にあると指摘しています。また、米国の中間選挙後の政治情勢やトランプ氏が自らの功績づくりに注力する可能性に触れ、米国政治の実権が誰に移るかが焦点になるとの見方を示しています。
一方、中国については国内経済の低迷に加え、台湾に強硬策を取れば国際社会からの反発が予想されることから、当面は台湾の政治情勢を注視し、来年春の全国人民代表大会(全人代)に向けて権力基盤の確立に注力せざるを得ないとの見解を示しています。