国際大学
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スーパーグローバル大学 大学の特性を踏まえた特徴スーパーグローバル大学創成支援での国際大学の取り組みは、大きく四つあります。全学を挙げてこれらを実現することにより、国際大学の教育・研究体制をさらに高め、地球規模課題の解決や未来の創造に貢献し、グローバルに活躍する人材を育成します。インターンシップ参加者数2023年度2019年度2016年度2013年度0人28人28人28人0人15人15人15人0人12人10人6人ボランティア参加者数ダブル・ディグリー・プログラム履修者数123際性豊かな環境はキャンパス内だけでなく、3600人の修了生ネットワークに展開され、115カ国・地域に根付いています。これは2 年間の全寮制の生活によって培われるものであり、欧米諸国の高等教育機関でも類を見ません。 今後もこの国際的なネットワークを十分に活用して、東南アジアを中心としたダブル・ディグリー・プログラムを拡充させます。さらに、これらの地域に海外拠点を設立します。全寮制によって強い母校愛を持った修了生たちは、各国で優秀な官僚、経営者、研究者となり、このダブル・ディグリー・プログラムを支え、海外拠点の展開をサポートします。これにより持続可能性と展開性の高さが担保され、今後、海外拠点を設立していく国内大学にとって、先導的モデルとなるでしょう。 具体的には、既にダブル・ディグリー・プログラムを開始しているインドネシアとの関係をより強化します。インドネシアでは2006 年から同プログラムを始めており、修了生は既に約200人に上っています。また、スリランカ、ミャンマー、ベトナムには教員間ネットワークが強固な大学が存在していることから、同プログラム導入と海外拠点の展開を実現していきます。国 即戦力となるグローバル・リーダーの輩出アジアへの日本人学生送り出し日本企業の海外進出支援教育的側面からの日本企業支援ビジネス日本語受講者数2023年度2019年度2016年度2013年度0人500人300人100人0%70%60%50%3人25人20人20人全受講者数に占める修了者の割合修了者が現地日本企業へ就職した数123014年に新設した言語教育研究センターでは、日本を代表する55社のグローバル人材パートナーシップ締結企業と連携して、アジア諸国でビジネスを展開する日本企業が求めている日本語や日本的ビジネスの運用・実行力を含めた、実践的な日本語教育を提供していきます。 修了生ネットワークを駆使して、まずミャンマーで現地の専門学校と共同で日本語通信教育構想をパイロット的につくりました。開始から5年目にはベトナム、カンボジア、ラオスでも展開する計画です。優秀な修了生から協力を得て、日本語や日本的ビジネスのテキストを現地語に翻訳し、各国で産学協働を実現していきます。 この日本語プログラムは現地に展開している日本企業との連携を計画しており、現地教育プログラムの中に日本企業でのインターンシップ制度も組み入れます。これにより、現地日本企業との現地の優秀な人材の交流の場を提供することにもなります。 さらに、現地の優秀な人材にとっては、勉学への強いインセンティブと実践的な教育の場になります。また即戦力を求める日本企業にとっても、現地での優秀な人材を確保する機会になります。2International University of Japan 国際大学 6

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