国際大学(IUJ)は、2026年5月15日・16日の2日間にわたり、IUJおよびNASPAニューオータニにて「第2回 International Workshop on Asian Perspectives on Good Governance」を開催しました。

本ワークショップは、IUJ Research Institute(IRI)と、シンガポール・南洋理工大学(Nanyang Technological University: NTU)Nanyang Centre for Public Administration(NCPA)の共催により実施され、GSIRのXu Chengwei教授がコーディネートを担当しました。アジア、ヨーロッパ、北米、アフリカ、中東から、35名の研究者、政策実務者、実務家研究者が参加しました
ワークショップでは、地域経済統合、公共部門改革、持続可能な開発、デジタルガバナンス、人工知能(AI)が政策形成や高等教育に与える影響など、ガバナンスと公共行政に関する幅広いテーマについて議論が行われました。
開会にあたり、NTU副学長兼NCPA所長のLiu Hong教授は、アジアがガバナンス革新の新たな発信地となりつつあることを強調しました。また、国際大学副学長の加藤宏教授は、不確実性が高まる国際社会において、国際的な学術連携の重要性を述べました。
さらに、エチオピア元上級大臣・首相特別顧問であるArkebe Oqubay教授による基調講演「The Governance of Economy in Asia: Rethinking and Moving Beyond Western Models and Colonial Legacies」では、アジアおよびグローバルサウスの視点から、新たなガバナンスのあり方について議論が行われました。
また、IRI所長のZhang Zhang YingYing教授による「桜並木でのガーデントーク」も開催され、日本型経営やイノベーション・エコシステムを踏まえた戦略的人材マネジメントと持続可能な発展について講演が行われました。
ワークショップ全体を通じて、「アジア型ガバナンス」の台頭とその国際的意義が主要テーマの一つとなり、アジアおよびグローバルサウスの経験が、従来の西洋中心的なガバナンス論に新たな視点をもたらす可能性について活発な議論が交わされました。
最後には、現在企画が進められているハンドブックプロジェクト『Asian Perspectives on Good Governance(仮題)』について紹介が行われたほか、南魚沼地域の文化ツアーも実施され、参加者は地域の自然や文化に触れながら、さらなる国際交流・学術交流を深めました。
ワークショップの詳細につきましては、以下リンクより報告書をご覧ください。
