中部経済新聞(12月14日)/ 林秀毅 特別招聘教授(国際関係学研究科)の寄稿記事が掲載されました
要約は以下の通りです。
トランプ氏が大統領就任に向け、内外で活発な動きを見せています。米国内では、その行き過ぎに上院・共和党穏健派が歯止めをかけるかどうか、引き続き注目されると同時に、 イーロンマスク氏の発言が今後の財政政策・産業政策にどう影響与えるかが注目されます。
国外では、トランプ氏が欧州各国に国防費の負担増加を求める一方、ロシアの脅威を直接に感じるNATOのルッテ事務総長が、ウクライナの早期NATO加盟を念頭に、トランプ氏との個人的な関係を活かし、どう交渉するかが問われています。
さらにトランプ氏が中国に対し追加関税などの強い姿勢を打ち出していることに対し、中国の指導者が国内の経済・社会が厳しい情勢にある中、どこまで強硬な姿勢を保てるかが注目されます。