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JDS奨学生がフィールドトリップで東証と日銀を見学
Public Relations
2010年3月11日(木)
人材育成支援無償事業(JDS)のご支援により、JDS奨学生等約20名が3月5日にフィールドトリップを行いました。東京証券取引所と日本銀行を見学し、これらの2機関が経済の安定と成長にどう貢献しているかについて学びました。

東京証券取引所ではまず、株式市場の歴史や事業を紹介する東証PRビデオを視聴しました。株や債券を世界で初めて発行した会社はオランダ連合東インド会社で、1602年にアムステルダム証券取引所を通してのことだったと、このビデオで初めて知りました。また、株式投資と銀行預金の違いについても学びました。銀行預金には利息がつきますが、利息額は株式の配当金に比べると低く設定されています。しかし最大の違いは実は、配当金額は投資する会社の財政状況に大きく左右されるため、株式投資にはリスクが伴うという点でしょう。ビデオ上映に続き、私たちがテレビでよく目にする東証ホールを見学し、世界の証券取引に合わせて変わっていく株式指数や、刻一刻と変わる各社の株価を示すチャート、そして多くの仲買人が株取引を行っていたマーケットセンター等を見ることが出来ました。株の取引は以前のように混雑した立会場の中ではなく、最新技術の活用により、オンラインで効率よく出来るようになっています。

次に日本銀行を訪問しました。中央銀行の持つ役割について学び、金融政策や金融システムの安定に向けて、中央銀行が果たす重要な機能をより理解できました。中央銀行の調整なくしては、金融取引の円滑な運用も社会保障の維持も困難です。また、金融システムだけでなく、地震のような自然災害に対しても、日銀がいかに十分な備えをしているかも学びました。建物は耐震構造になっており、災害時の通貨管理対策が講じられているそうです。

今回のフィールドトリップは、様々な国から来ている学生に対して、日本の金融機関とその機能について実践的知識を与えてくれました。私の母国カンボジアでは多分来年には株式投資が自由化されるので、東証の見学は特に印象に残りました。来年もまた同じようなフィールドトリップを行うとするならば、これら金融機関のリスク管理(例えば現在の経済危機への対策)や果たすべき役割等について事前に調査しディスカッションを経てから行うことを提案します。そうすれば各学生がフィールドトリップから持ち帰った知識を、母国の発展にもっと活かせるのではないかと思うからです。

報告:ソッピア・チャック(カンボジア)
   JDS奨学生
   国際平和学プログラム2年


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