国際大学 言語教育研究センター

LANGUAGE

英語プログラム

夏期英語集中講座 (IEP)

修士課程へご入学予定の方

夏期英語集中講座(Intensive English Program, 通称 IEP)は、従来の日本の大学や語学学校で行われている英語教育とは大きく異なった 手法とカリキュラムで作られた8週間の合宿型の英語集中講座です。 越後三山を望む自然豊かなキャンパスで実施されるIEPは、 24時間英語の習熟に集中できるユニークなプログラムです。

2024年度の受講期間は、7月8日から8月30日までの8週間です。

於 国際大学 キャンパス(新潟県南魚沼市)
上越新幹線 浦佐駅(東京駅から1時間45分)下車
キャンパスまで車で7分(浦佐駅よりスクールバス定期運行)

国際大学では、授業・研究は、全て英語で行なわれます。講義、セミナーからケース・スタディー、論文作成まで全て英語により進められますが、そのためには、コミュニケーションの手段である英語の能力が 極めて高いことが必須条件となります。そこで、入学予定者が授業開始後ただちに大学院レベルの教育・研究に対応し、それをより効果的に進めることができるよう英語を集中的に訓練するのが、「夏期英語集中講座(通称 IEP)」の目的です。国際大学への入学は9月ですが、英語教育は夏から始まります。秋の新学期以降も専門科目を学びながら必要な英語能力の開発を引き続き行っていきます。

IEPの受講対象者は、国際関係学研究科および国際経営学研究科の入学予定者の場合、TOEFL Internetベース100点(ペーパーベース600点)以下の方々を対象としています。ただし、英語でレポートを書いたり、ディスカッションをしたりすることに少しでも不安のある方は、 TOEFLが100点以上であっても受講されることを強くお勧め致します。

テキスト・スキルズ(「読み・書き」中心の授業)

「読む力」、「書く力」、「語彙力」の総合的な開発のほか、これらの能力の開発過程で日本人が不得意とする分析批判能力も徐々に身に付けられるようテキスト・スキルズは構成されています。また、英文における基本的な文章の構成を習得し、効果的な読み書きが出来るよう訓練します。

1:英文における基本的な文章の構成を学び、英語としてまとまった文章が書けるように訓練していきます。短いエッセイやペーパーを書く訓練を積み重ねていき、書いた原稿に対しては、ベテラン教師が1対1でフィードバックし、もう一度受講者が書き直して提出するという地道な作業を行い、書く力を伸ばしていきます。
2:限られた時間の中で必要な情報を適切に読み取ったり、読んだ資料をまとめたりする練習もします。
3:「読み・書き」の訓練は、どのように自分の意見を主張したら良いか、反論したらよいかの良い訓練に繋がります。また、「読み・書き」に必要な文法や語彙の開発・訓練も行います。

オーラル・コミュニケーション・スキル&リスニング・スキル「聴く・話す」 中心の授業

1:プレゼンテーションの構成について学び、語彙、発音、資料の使い方等の発表技術の訓練を行います。単に自分の意見を述べるだけでなく、プレゼンテーションやディスカッションに効果的に参加していけるような訓練もしていきます。
2:数字、表、図表、データの読み方、聴き取り、説明方法の訓練も行います。
3:さまざまなリスニングの教材を使い、徐々にネーティブ・スピーカーのスピードについていけるよう訓練していきます。
4:また、個人発表やグループ発表を定期的に行います。

個人指導

日々の課題や、疑問などに対し、教員が一対一で直接指導を行なうもので、教科毎に全員に受けていただきます。

授業時間

月曜日から金曜日までありますが、1日は各種ワークショップと個人指導等に当てられます。 基本的な時間割は以下の通りで、授業時間数は週23時間です。

8:50 - 10:20 アカデミック・リスニング・スキル
10:30 - 12:00 オーラル・コミュニケーション・スキル
12:00 - 13:00 昼食(イングリッシュ・オンリー・ランチ)
13:00 - 14:15 テキスト・スキル
14:30 - 15:45 テキスト・スキル
15:45 - 17:30 個人指導/個人学習
17:30 - 19:00 夕食
19:00 - 22:00 個人学習等

教室での授業以外の時間にも、バレーボール、 バスケットボール、テニス等のプログラムが盛り込まれています。土曜日、日曜日を利用したパーティーや小旅行、ファイナル・パーティーも計画されています。社交的な場面での英語表現力を磨くとともに多文化環境にどう対応していくかを実際に体験できる絶好の機会を提供しています。

プログラム期間中はIEP独自のテストを複数回実施し、受講者の英語力を総合的に評価できるようにしています。また、プログラムの中間と期末の2回、評価表が発行されます。

単身寮への入寮希望者にはプログラム期間中はキャンパス内の学生寮 (エアコン、バス・トイレ、ベッド、勉強机、収納棚付き)をご用意致します。居室からインターネットのご利用もできます。学生寮には、共同キッチン、ランドリールームもあります。 また、図書館、コンピュータ・ルーム、食堂等の各施設もご利用いただけます。

受講料諸経費

受講料、寮費等の諸経費については下記にお問合せください。食費は、大学食堂を利用した場合、1日1,500円程度です。
また、受講料を自弁する私費学生には割引制度もあります。

国際大学 教務事務室 IEP担当
Tel:025-779-1498
Email:iep@iuj.ac.jp

申し込み手続き

入試合格者の方々には、こちらから詳細な案内書をお送りしています。3月1日以降、期日までにオンラインにてお申し込み下さい。受講お申し込みの方々にはその後、授業料の支払方法についてご案内します。

入 試 (おおよその日程) IEP受講申込締切り IEP受講料支払期限
3月末日までの国内入試合格者 4月7日 5月31日
4月1日から4月末日までの国内入試合格者 5月12日 6月30日
5月1日から5月末日までの国内入試合格者 6月6日 6月30日

上記以降の入試の受験予定者は、iep@iuj.ac.jp (電話:025-779-1498)まで、直接お問合せください。

毎年7月下旬~8月上旬に授業見学会を実施していますので、詳細は下記にお問い合わせください。

〒949-7277 新潟県南魚沼市国際町777番地
国際大学 入学・就職事務室
Tel:025-779-1104
Email:contact@iuj.ac.jp

仕事の都合でIEP全期間の8週間は受講できないのですが大丈夫ですか?

教育的効果と講座運営上の理由で、全期間受講できることが条件となっておりますので、ご了承ください。

TOEFLはインターネット版(iBT)で100点以上ありますが、
受講する必要がありますか?

コミュニケーション能力やライティングに不安のある方には、TOEFLの点数にかかわらず、IEPの受講をお勧めしています。TOEFLの点数が高くても、英作文や英語のプレゼンテーションについてきちんとした訓練を受けている方は意外と少ないです。

寮の広さはどのくらいですか。また、どのようなものを持って行ったら
良いでしょうか?

14.5平米で、基本的には、洗面道具、洋服、勉強道具、スポーツ用具等の身の回りのものだけで大丈夫です。自炊をする方は、食器・鍋類も必要です。居室には、エアコン、バス・トイレ、ベッド(寝具・シーツ付)、学習机、椅子、ランプ、引出し・棚付ワードローブ、ベッド下収納等が装備されています。タオル、コップ、スリッパ等はご用意ください。
最寄りのJR浦佐駅、近隣のショッピングセンターへは、定期的に大学の無料バスが運行していますが、自家用車等があるとなお利便性が高まります。

家族がいるので、学外のアパートに住みたいのですが・・・。

可能です。毎年、IEP受講者の中には学外居住の方もいらっしゃいます。また、特定の課外活動を除き、ご家族の方も参加できるものもあります。ご希望であれば、学生センター事務室が、市内の不動産業者をご紹介していますので、お問合せください。

毎日、何時間位勉強するのでしょうか?

IEPの授業自体は週23時間です。個人差はありますが、予習・復習・宿題は1日平均4時間程度です。

IEPでは、服装規定はありますか? 服装で特に注意することはありますか?

授業中はカジュアルな服装(Tシャツ等)でかまいません。ただし、講座最後のパーティー(修了証書授与式)では、セミ・フォーマルな服装でお願いしていますので、スーツ等を1着ご用意ください。

課外活動にはどんなものがありますか?

ジョギング、テニス、サッカー、卓球、バドミントン、バレーボール、登山、ハイキング、バーベキュー、 パーティー、映画鑑賞、音楽鑑賞、クラス毎の食事会等がありますが、全て英語で行っています。